サステナ車両として小田急から8000形を譲り受け、8000系として運行している西武鉄道。
2025年から1本が営業運転を開始し、国分寺線を中心に活躍中です。

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そんな8000系ですが、西武から鉄道事業設備投資計画が発表され、2026年度の導入はないことが分かりました。

2026年度の追加はない8000系

5月14日に西武が鉄道事業設備投資計画を発表し、2026年度に導入される予定のサステナ車両が明らかになりました。
それによると、2026年度は小田急からの譲渡がなく、東急からの9000系が4編成となります。
既に導入された8103F以降、8000系の導入が行われない状態が続いていますが、どうなっているのでしょうか。

このような動きから、8000系の導入は中止されたのかもという見方がありますが、少々考えにくいように思います。
もちろん完全に否定はできませんが、ニュースリリースの中でも小田急の社名が書かれていることや、8103Fのデビューが2025年度であったことを踏まえれば、そんなに導入が止まっているわけでもないためです。

サステナ車両の導入については、そもそも2029年度にかけてとされており、2026年度を含めてもまだ3年があることになります。
仮に導入を中止するとした場合も、代替をどうやって調達するのかという問題が浮上するため、それを埋めることが難しいように思いました。
世界情勢等を踏まえれば、新車の導入は数年前以上に大変であり、何らかの事情で2027年度以降になるということではないでしょうか。

8000系が増えない背景を考える

なぜ8000系の導入がないのかという点については、タイミングの問題が大きいように考えています。
西武が導入したいといっても、小田急や東急には廃車をいつにするのかという事情があり、お互いに調整していく必要があるためです。
東急の9000系と9020系については、本数が多いという面で小田急の8000形とは事情が異なるため、出物も沢山あるということになります。

小田急については、出物が限られていることや、検査時期も含めてタイミングが合わないのかもしれません。
5000形の増備が進んでいるため、今後は8000形の余剰が出ることになるでしょう。

受け入れ側となる西武の事情も関係している可能性があり、東急からの車両を短期的には優先したいのかもしれません。
7000系が置き換えるのは101系や4000系であり、2000系よりも古い足回りの車両です。
抵抗制御であることを踏まえれば、エネルギー効率の面でも2000系のほうが優れています。

もう一つの観点としては、2026年度に入線はするものの、竣功が2027年度となる可能性も否定はできません。
2026年度の後半に改造が始まり、走り始めるのが2027年度になるという方向もありそうです。

おわりに

短期的には動きがなく、今後の動向が気になる西武の8000系。
小田急側からの放出もなかったため、単純にタイミングの問題なのではないでしょうか。