鉄道駅バリアフリー料金制度等を活用し、ホームドアの整備を進めている小田急。
以前より2032年度までの整備予定駅が公開されており、新宿寄りにある駅を中心にホームドアが設置された駅が増えてきました。

そんな中、2026年度の鉄道事業設備投資計画において、整備される予定の駅が増えたことが判明しています。
最新の整備予定駅をまとめつつ、増えた背景についても考えてみたいと思います。
内訳は小田原線の新宿から本厚木までの各駅と、江ノ島線の中央林間、大和、藤沢となっています。
整備予定駅については、最近までその情報のままとなっていましたが、2026年度の鉄道事業設備投資計画において、前年までとは異なる内容が記載されていました。
2028年度までに整備される予定の駅に変更はないものの、2032年度までの部分を見てみると、対象が増えている状態となっています。
追加された駅は、小田原線の愛甲石田、伊勢原、江ノ島線の湘南台、多摩線の全駅です。
2032年度までという部分は変わっていないため、2029年度以降は整備のペースがさらに加速する可能性が高いとみられます。
最新の計画で整備が進んだ場合、対象となる駅は47にまで拡大し、一気に10駅も増えることとなりました。
補助金等が関係している面もあるのでしょうが、それだけでもないと思われるため、少し考えてみたいと思います。
まず、小田原線で追加された駅ですが、新宿駅から連続していることがポイントになります。
新宿から本厚木までだったのが、伊勢原までに拡大したことになり、連続する区間が長くなりました。
伊勢原といえば、現在は相模大野にある総合車両所の移転先であり、2032年度に竣功する予定となっています。
つまり、時期と場所が一致していることになり、何らかの関係がある可能性は高いのではないでしょうか。
現在は各駅停車の境界は本厚木駅が基本ですが、これを伊勢原駅までとして、さらにワンマン運転を行うといったあたりが、考えられることのように思いました。
江ノ島線の湘南台駅については、現在整備が予定されている駅に次いで、利用者が多い駅となります。
また、10両分のホームを備えるという点でも、他の駅と共通しているといえるでしょう。
気になることがあるとすれば、江ノ島線は10両が停車する駅に整備予定が限られており、6両しか停まれない駅を意図的に避けているようにも感じますが、考えすぎでしょうか。
多摩線については、整備予定がなかったにもかかわらず、一転して全駅が対象となりました。
利用者が江ノ島線より少ない路線であることを踏まえると、何か理由があると考えるのが自然なように思います。
浮かぶのはやはりワンマン運転の実施であり、千代田線系統との直通運転を行っていることや、線内折り返しの場合には車両を限定しやすいため、それらを見越してのものではないでしょうか。
ワンマン運転に関する機運が高まる中、無関係と考えることに無理があるようにも思えるため、今後様々な動きが出てくると考えています。
以前より2032年度までの整備予定駅が公開されており、新宿寄りにある駅を中心にホームドアが設置された駅が増えてきました。

そんな中、2026年度の鉄道事業設備投資計画において、整備される予定の駅が増えたことが判明しています。
最新の整備予定駅をまとめつつ、増えた背景についても考えてみたいと思います。
ホームドアの整備予定駅が増加
2022年に発表されたホームドアの整備予定においては、2032年度までに37駅での完了が予定されていました。内訳は小田原線の新宿から本厚木までの各駅と、江ノ島線の中央林間、大和、藤沢となっています。
整備予定駅については、最近までその情報のままとなっていましたが、2026年度の鉄道事業設備投資計画において、前年までとは異なる内容が記載されていました。
2028年度までに整備される予定の駅に変更はないものの、2032年度までの部分を見てみると、対象が増えている状態となっています。
追加された駅は、小田原線の愛甲石田、伊勢原、江ノ島線の湘南台、多摩線の全駅です。
2032年度までという部分は変わっていないため、2029年度以降は整備のペースがさらに加速する可能性が高いとみられます。
最新の計画で整備が進んだ場合、対象となる駅は47にまで拡大し、一気に10駅も増えることとなりました。
追加された整備予定駅から考えられること
大々的な発表はなく、整備予定の駅が増加しましたが、背景には何が隠れているのでしょうか。補助金等が関係している面もあるのでしょうが、それだけでもないと思われるため、少し考えてみたいと思います。
まず、小田原線で追加された駅ですが、新宿駅から連続していることがポイントになります。
新宿から本厚木までだったのが、伊勢原までに拡大したことになり、連続する区間が長くなりました。
伊勢原といえば、現在は相模大野にある総合車両所の移転先であり、2032年度に竣功する予定となっています。
つまり、時期と場所が一致していることになり、何らかの関係がある可能性は高いのではないでしょうか。
現在は各駅停車の境界は本厚木駅が基本ですが、これを伊勢原駅までとして、さらにワンマン運転を行うといったあたりが、考えられることのように思いました。
江ノ島線の湘南台駅については、現在整備が予定されている駅に次いで、利用者が多い駅となります。
また、10両分のホームを備えるという点でも、他の駅と共通しているといえるでしょう。
気になることがあるとすれば、江ノ島線は10両が停車する駅に整備予定が限られており、6両しか停まれない駅を意図的に避けているようにも感じますが、考えすぎでしょうか。
多摩線については、整備予定がなかったにもかかわらず、一転して全駅が対象となりました。
利用者が江ノ島線より少ない路線であることを踏まえると、何か理由があると考えるのが自然なように思います。
浮かぶのはやはりワンマン運転の実施であり、千代田線系統との直通運転を行っていることや、線内折り返しの場合には車両を限定しやすいため、それらを見越してのものではないでしょうか。
おわりに
ホームドアの整備予定駅が増加したことには、何らかの背景が隠れているように感じてなりません。ワンマン運転に関する機運が高まる中、無関係と考えることに無理があるようにも思えるため、今後様々な動きが出てくると考えています。


コメント
コメント一覧 (24)
常について回る人件費についてや働き手の減少もあれば、他社線や他事業者とのすり合わせもありますから
小田急の労働組合は強いのかわかりませんが、高架化事業や新車の製造などを行ったあとにコロナでしたし、新宿が地域レベルでリニューアルして確実にリソースを割くわけですからあんまり急いでは進めたがらないはずで、それでも計画を増やしたということは外部から突かれたなりアシストがあったとみるのが妥当ですかね
ワタシダ
が
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特に各停、それも世田谷区内の祖師谷、千歳船橋は酷かった。それだけで2〜3分遅延して、結局全線慢性的に遅延が重なるというのが、小田急の日常だったからそれがすこしでも改善されているのは良い傾向では。
今年度は、現状、経堂と和泉多摩川の2駅に予定駅は留まっているものの、プレスの注釈にもある通り、自治体からの補助金、すなわちここでは東京都の「ホームドア整備加速緊急対策支援事業」の交付割合によって、設置が早まるということではないかな。それを見越して、相模大野まで30年頃にワンマンにできると判断に至ったのかな。(色々理由はあろうが)
未来を予測するのは難しいけど、30年のワンマン開始頃には、ある程度見立てがついて、伊勢原以西と江ノ島線途中駅にドアをつけるのは、柵で済ませるのか決まりそう。
とにかく、経堂や成城の急行線とか、生田、鶴川、小田急相模原など優等が高速で通過していく駅には早急に設置して、すこしでも○○事故を減らして欲しい。
ワタシダ
が
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ただ伊勢原駅無理矢理2面4線にしたのかっていうくらい狭いので、ホームドア設置の前に駅の改良して欲しいですね。
あと伊勢原ー海老名は日中でも比較的混み合うので、6両急行の運転時間だけでも各駅停車の系統分離を伊勢原にして海老名まで先着してもらえると、本厚木より西に住んでる者としては海老名まで混雑度緩和できてありがたいのですが…
いかんせん引き上げ線が存在しないのと、住宅街で引き上げ線を設置する余裕もないのに加え、JRのように逆線発車を好んでやらない(早朝のみ逆線発車実施)ので難しそうですが…
車両所ができたとしても伊勢原駅からはそれなりに距離があるので、毎回車両所まで回送するのは無駄ですし…
ワタシダ
が
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ワタシダ
が
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ワタシダ
が
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しかし、これだけホームドアが設置されても、踏切からの人身事故やその他の線路内の人立入が増加しております。
ホームドアを乗り越えての人身事故も増えています。
どこに行っても電車に飛び込もうとして、死にたい気持ちを抱えている人を見かける機会が多いです。
人間関係も希薄になっており、助けを呼びたくても呼べない世の中です。
もしかすると、ホームドアも何もない昭和時代のほうが、人間社会には幸せだったのかも知れません。
小田急はホームドア設置の予算があるなら、より根本的な問題のほうにお金を使うべきです。(ゲートキーパーのポスターの掲示など)
ワタシダ
が
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伊勢原で8両以上を系統分離することも考えられなくはないですが、今の伊勢原は引き上げ線がないのと、本厚木も下り方向の折り返しには不向きなので、あまり系統分離に向いてはないんですよね。
やるとすれば以下のどれかですかね。
①伊勢原の駅前再開発がそろそろ始まるので、合わせて引き上げ線を作る(ただ、そこまでの土地はなさそう)
②基地と合わせてできる新駅もホームドア設置になるはずなので、そこに引き上げ線等設置の上系統分離
③系統分離はせず、伊勢原以西の8両以上は車掌乗務(ただ他区間が全てワンマン化されるのであればそのためだけに車掌確保するとも思えない)
ワタシダ
が
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転落防止策の整備を目指す」との記述があったので今後も整備計画は拡大されていくでしょうね。
ただ、ホームドアを"基本"とする、という記述なので一部駅は固定柵等の設置に留まる可能性もありそうですが(少なくとも10両対応駅については残りの駅も通常のホームドアが整備されるとは思います)。
ワタシダ
が
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伊勢原新駅で一部列車を系統分断の上新宿方で都市型ワンマンをするという意味なのか将来ワンマン化を進める際に千代田線直通列車から始めていくという意味なのかが気になりますね。
ワタシダ
が
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今年度のプレスリリースでは来年度以降のホームドア整備計画についても併せて発表され、小田原線伊勢原以東及び江ノ島線の快速急行停車駅が対象とされており、今後の状況次第では小田急全ての駅が設置対象となる可能性もあります。それを考えると、全線におけるワンマン運転も視野に入れとるのではないかとも推測でき、既にワンマン運転を開始した箱根登山線に引き続いて、千代田線直通列車を皮切りに小田急線内で運用される列車にも拡大することも予想されそうですね。
ワタシダ
が
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また、2026年度の整備が僅かに2駅に留まること、成城学園前駅の整備が2027年度であること、新百合ヶ丘駅の具体的な整備時期が見えないことから、引き続き小田急のホームドア整備は停滞している印象を受けています。
ワタシダ
が
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記事の主題とはそれますがワンマン運転するなら、
TASCじゃなくてATOにしないと運転手の負担が大きいと思います。
小田急の場合、本厚木・海老名・相模大野・町田・新百合ヶ丘・登戸等で緩急接続の案内もあるので、
それを運転しながら確認してアナウンスは難しいんじゃないかと思います。
ワタシダ
が
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ワタシダ
が
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お隣の伊勢原駅はホームがかなり狭いですがどうするつもりなのか気になります。
ワタシダ
が
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早朝は小田原駅もホーム配置がありません。よって
カメラ頼みとなり危険が伴ってます。
ホームドアにすることによって各車両中央部のランプとモニターで挟んでしまっている箇所が把握でき安全かと思います。無論、1号線以外はカーブがありますが
新宿駅、本厚木駅同様、設置は可能かと思います。
ワタシダ
が
しました