複々線が完成して以降、本数が増加した小田急と千代田線の直通列車。
ラッシュ時と日中で異なる顔を持っていますが、東京の都心に直接アクセスできるありがたい存在となっています。

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現在は複数の種別で運行される直通列車ですが、その割合はどうなっているのでしょうか。
今回は平日のダイヤについて、確認してみたいと思います。

上り列車における種別の割合

1978年にスタートした千代田線との直通運転は、準急からスタートすることとなりました。
その後、多摩急行を中心とした時期を経て、現在は多種多様な列車が走るようになっています。

早速ですが、まずは上り列車における種別の割合を確認していくことにしましょう。
上り列車には、朝にのみ運転される通勤準急が設定され、急行が走らない時間帯の代役として機能しています。

平日の上り列車における種別の本数は以下のとおりで、括弧内は全体の本数に対する割合です。

各駅停車:29本(34.1%)
準急:18本(21.2%)
通勤準急:11本(12.9%)
急行:24本(28.2%)
特急:3本(3.5%)

意外なことに、最も割合が高いのは各駅停車でした。
背景には通勤準急の設定があり、準急と割れてしまうことから、相対的に見て多くなっています。

設定されている種別は時間帯によって違いがあり、朝は通勤準急、日中は急行、夜は準急と急行というのが基本です。
各駅停車はラッシュ時の設定を中心とし、新宿寄りで本数を増やす役割となっています。

下り列車における種別の割合

ここからは、ラッシュが夕方以降となる下り列車を見ていきたいと思います。
上り列車とは異なり、ラッシュ時においても通勤準急は設定されていませんが、割合にはどんな違いが生じるのでしょうか。

平日の下り列車における種別の本数は以下のとおりで、括弧内は全体の本数に対する割合です。

各駅停車:22本(25.6%)
準急:33本(38.4%)
急行:26本(30.2%)
特急:5本(5.8%)

予想どおりではありますが、やはり準急が最も多いという結果になりました。
急行や特急も上り列車よりは多く、反対に各駅停車が少なくなっています。

時間帯による傾向も上り列車とは異なり、朝は各駅停車、日中は急行、夜は準急と急行が基本となります。
夕方以降のラッシュをさばくため、優等列車が多く設定されていることが分かりますね。

おわりに

時間帯によって種別を使い分けしつつ、快速急行等を補完する役割を担う直通列車。
快速急行や通勤急行が設定されたことはありませんが、今後見られるようになることがあるのかも気になるところです。