全線に70の駅があり、現在は起点の新宿駅で大規模な再開発が行われている小田急。
箱根や江ノ島といった有数の観光地を抱えつつ、沿線はベッドタウンとして発展してきました。

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現在は新宿駅の改良工事に集中といった様相ですが、小田急は今後どの駅でまちづくりを強化していく方針なのでしょうか。

強化エリアとしてあげられている3駅

最新の中期経営計画で、小田急は事業成長の方向性について、沿線のまちづくりと観光のかけ合わせと示しました。
観光については言うまでもありませんが、沿線のまちづくりについては3駅が強化エリアとしてあげられています。

3駅は全て小田原線内で、新百合ヶ丘駅、町田駅、海老名駅が対象とされました。
それぞれの駅は、直線距離で10km前後離れており、ある程度の距離ごとに強化エリアがあるということになるようです。

これらの3駅には共通点があり、他の路線との接続駅であること、または今後そうなることが見込まれています。
新百合ヶ丘駅には横浜市営地下鉄のブルーライン、町田駅には多摩モノレールの延伸が計画され、それを見据えての動きでもあるようです。

どちらの路線もまだ事業化はされていませんが、ブルーラインについては、2026年度中に今後のスケジュール等を示せるよう全力で取り組むとされ、ようやく何らかの進展があるかもしれません。
延伸に向けての動きが具体化すれば、小田急の駅においても何らかの動きが出てくることでしょう。

3駅への投資はいつ頃が想定されているのか

強化エリアとしてあげられた3駅は、だいたいの投資時期も示されています。
現在の動きを見ていれば分かるように、当面は新宿や海老名に対する開始投資が続くようです。

新百合ヶ丘と町田については、まちづくりの計画を検討している段階とされ、まだまだこれからというところでしょうか。
それを示すかのように、不動産事業における3駅に対する投資は、2030年度以降が想定されているようです。
イメージされているのは長期保有型の不動産で、既存物件のリニューアル等も想定されています。

これらから見えてくることとしては、当面は新宿と海老名の開発を続けつつ、2030年代は新百合ヶ丘と町田に力点が移っていきそうということです。
どちらも再開発が想定されるような時期ですが、どんな変化がありますでしょうか。

おわりに

重点的に力を入れるエリアが、2030年頃を境に変化していきそうな小田急。
他社線の延伸にも左右されそうですが、10年先はどのような沿線になっているのでしょうね。