新宿駅から小田原駅間をノンストップで走破し、ロマンスカーの最速列車として君臨するスーパーはこね号。
最上位の列車とされていますが、現在は土休日に下りの2本が残るのみとなりました。

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年々数を減らしてきたスーパーはこね号について、走り始めた当初にはどれぐらいの本数が設定されていたのでしょうか。
前回の平日編に続き、今回は土休日編をまとめていきたいと思います。

僅か2本の設定となったスーパーはこね号

観光列車の色が濃かったロマンスカーは、新宿駅から小田原駅までをノンストップで結ぶことが特徴でした。
長年に渡り、はこね号がその役目を担う列車とされていましたが、1996年のダイヤ改正時に町田駅が停車駅に加えられ、ノンストップ列車はスーパーはこね号となります。

1996年の段階では、多くの列車が町田駅に停まるはこね号とされましたが、スーパーはこね号もそれなりには設定されていました。
しかし、ロマンスカーの利用傾向が変化することに合わせ、年々スーパーはこね号の本数は減り、現在は土休日に下り列車の2本を残すのみとなっています。

現在のスーパーはこね号は、新宿駅を9時と10時に発車し、前者が小田原駅まで59分、後者が67分で到着する列車です。
所要時間に比較的大きな差があるのは、9時の列車が最速になるようダイヤが組まれているためで、途中駅で多くの列車を抜くようになっています。

土休日におけるスーパーはこね号の設定

1996年のダイヤ改正時において、実際にはどれぐらいのスーパーはこね号が設定されていたのか、ここからは土休日の列車を確認していきましょう。
土休日に設定されたスーパーはこね号は以下のとおりで、下り列車は新宿駅、上り列車は箱根湯本駅の発車時刻を記載しました。

【下り列車】
スーパーはこね5号:8時
スーパーはこね7号:8時30分
スーパーはこね9号:9時
スーパーはこね11号:9時30分
スーパーはこね13号:10時
スーパーはこね15号:10時30分
スーパーはこね17号:11時
スーパーはこね19号:11時30分
スーパーはこね21号:12時
スーパーはこね23号:12時30分
スーパーはこね25号:13時
スーパーはこね27号:13時30分
スーパーはこね29号:14時
スーパーはこね31号:14時30分(日曜日と祝日ははこね31号)
スーパーはこね33号:15時(日曜日と祝日ははこね33号)
スーパーはこね35号:15時30分(日曜日と祝日ははこね35号)
スーパーはこね37号:16時(日曜日と祝日ははこね37号)

【上り列車】
スーパーはこね6号:9時43分
スーパーはこね8号:10時13分
スーパーはこね10号:10時43分
スーパーはこね12号:11時13分
スーパーはこね14号:11時43分
スーパーはこね16号:12時13分
スーパーはこね18号:12時43分
スーパーはこね20号:13時13分
スーパーはこね22号:13時43分
スーパーはこね24号:14時13分
スーパーはこね26号:14時43分(祝日と重ならない土曜日ははこね26号)
スーパーはこね28号:15時13分(祝日と重ならない土曜日ははこね28号)
スーパーはこね30号:15時43分(祝日と重ならない土曜日ははこね30号)
スーパーはこね32号:16時13分(祝日と重ならない土曜日ははこね32号)
スーパーはこね34号:16時43分(祝日と重ならない土曜日ははこね34号)
スーパーはこね36号:17時13分(祝日と重ならない土曜日ははこね36号)
スーパーはこね38号:17時43分(祝日と重ならない土曜日ははこね38号)

上下でそれぞれ17本が設定され、かなり多くの列車が運行されていました。
平日は下り列車に8本、上り列車に5本だったことを踏まえると、相当な差であったことが分かります。

面白い点としては、曜日によってはこね号となる列車が存在していることで、土曜日は下り列車、日曜日と祝日は上り列車がスーパーはこね号でした。
つまり、行きと帰りのタイミングに合わせて、スーパーはこね号を増やしていたことになります。

曜日によって使い分けていた背景には、乗車率の違いがあったものと考えられます。
始発駅から満席になるような列車においては、途中駅からの乗車が減収に直結してしまうため、このようなスタイルになったのでしょうね。

おわりに

登場当初のスーパーはこね号は、平日とそれ以外で全く異なる設定の列車でした。
土休日ダイヤでも変則的な設定がされており、ロマンスカーの過渡期を象徴しているといえそうです。