古い車両の機器を流用し、近代的な車体から吊り掛けモーターの音を響かせていた4000形。
小田急4000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

4019Fの概要

1969年度に竣功した4次車で、4000形の中では珍しい川崎重工業で製造された編成です。
社名が川崎重工業になって以降に造られたのは4019Fのみで、僅かに3両のみとなっています。

車両の仕様は3次車と変わらず、引き続き古い車両からモーター等を流用して造られました。
登場当初より電磁直通ブレーキや密着連結器等が採用され、1800形との併結運転が想定されていたと考えられます。

1800形との併結運転による脱線事故を受け、1974年から4000形は5両化が行われましたが、4019Fは対象外でした。
クハ4069の台車がTS-814に交換されるといった影響はありましたが、高性能化まで3両編成で活躍を続けることとなります。

1988年度に高性能化が行われ、同じ3両編成の4017Fと組み合わせて、6両編成の4257Fとなりました。
4019Fは小田原方の3両で、デハ4019は中間車化されています。



写真を提供いただいた小田急指令掛川様は、数々の貴重な映像も撮影されています。
YouTubeにて公開中ですので、よろしければそちらもご覧下さい。

編成表

デハ4019-デハ4119-クハ4069
※左側が新宿方

製造区分

デハ4019:4次車
デハ4119:4次車
クハ4069:4次車

製造所

デハ4019:川崎重工業
デハ4119:川崎重工業
クハ4069:川崎重工業

竣功日

デハ4019:1969年8月2日
デハ4119:1969年8月2日
クハ4069:1969年8月2日

高性能化・改番日

デハ4019:1989年2月25日
デハ4119:1989年2月25日
クハ4069:1989年2月25日

4019Fの写真

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写真提供:小田急指令掛川