快速急行を主体とするダイヤになる前、小田急の江ノ島線には線内のみを走る急行が設定されていました。
1時間あたりの優等列車を増やすための設定でしたが、運行間隔が一定ではなかったため、あまり利用しやすい列車ではなかったように思います。

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まだ湘南急行が走っていた2003年のダイヤにおいて、線内運用の急行はどれぐらい設定されていたのでしょうか。
今回は平日ダイヤについて、確認をしていきたいと思います。

上り列車における江ノ島線内のみの急行

30分ごとに運行される湘南急行や快速急行の間を埋めるように、江ノ島線内を折り返す急行が運行されている時期がありました。
現代の小田原線における6両急行のような存在で、基本的には6両編成での運行だったと記憶しています。

早速ですが、ここからは江ノ島線内のみを走る急行について、2003年3月29日のダイヤ改正以降を対象として、どれぐらい設定されていたのかを確認していきます。
ややこしい部分ですが、江ノ島線内のみの急行は町田駅まで入線する場合があるため、それについては含むこととしました。

平日の江ノ島線内を折り返す上りの急行は以下のとおりで、藤沢駅の発車時刻と行先、加えて始発駅を記載しました。

11時3分:町田(片瀬江ノ島)
11時37分:相模大野(片瀬江ノ島)
12時40分:相模大野(片瀬江ノ島)
13時40分:相模大野(片瀬江ノ島)
14時40分:相模大野(片瀬江ノ島)
15時40分:相模大野(片瀬江ノ島)
16時40分:相模大野(片瀬江ノ島)
18時40分:相模大野(片瀬江ノ島)
19時23分:町田(片瀬江ノ島)

1日に9本と多くはなく、片瀬江ノ島駅発のみが設定されていました。
特徴的なのは、30分ごとに運行される湘南急行に対して、急行は1時間ごとだったことで、優等列車の間隔には偏りがあったことになります。

下り列車における江ノ島線内のみの急行

ここからは下り列車について確認していきます。
上り列車と比較した場合に、何らかの違いはあるのでしょうか。

平日の江ノ島線内を折り返す下りの急行は以下のとおりで、相模大野駅の発車時刻と行先、加えて始発駅を記載しました。

6時7分:藤沢(相模大野)
6時37分:片瀬江ノ島(相模大野)
6時55分:片瀬江ノ島(相模大野)
7時9分:片瀬江ノ島(町田)
7時39分:藤沢(相模大野)
8時11分:藤沢(相模大野)
8時30分:片瀬江ノ島(町田)
11時11分:片瀬江ノ島(相模大野)
12時9分:片瀬江ノ島(町田)
13時9分:片瀬江ノ島(町田)
14時9分:片瀬江ノ島(町田)
15時9分:片瀬江ノ島(町田)
16時10分:片瀬江ノ島(町田)
17時11分:片瀬江ノ島(町田)
18時7分:片瀬江ノ島(相模大野)
18時53分:片瀬江ノ島(町田)

結果はこのようになっており、上り列車より7本も多い16本が設定されていました。
片瀬江ノ島行きが多いものの、一部には藤沢行きも設定されています。
町田駅から走る列車が多いことも特徴で、各駅停車の折り返しが急行だったということでしょう。

本数が多い理由は、朝に多くの列車が設定されているためで、藤沢方面への利用者が多い江ノ島線ならではの事情といえます。
上下の列車で傾向が異なっているのが、この急行の面白い部分といえそうです。

おわりに

快速急行の本数増加により、発展的に解消された江ノ島線内の折り返し急行。
次回は土休日について確認しますが、平日との違いはあるのでしょうか。