最盛期に比べて半減しつつも、優等列車で全線を走り回る小田急8000形。
再び廃車が本格化しそうな雰囲気ですが、最低でもあと数年は活躍する姿を見られるものと思われます。

そんな8000形の中でも、初期にリニューアルを行った3色のLED表示器を搭載した編成は、在籍本数が少なくなっています。

現在も残る数少ない3色LED車

全編成にリニューアルを施工した8000形は、その際に方向幕からLED表示器への換装が行われました。
初期に施工した編成は3色、途中からフルカラーへと変わり、後者のほうが多数派となっています。

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3色のLEDを搭載した編成は、施工順に8251F、8255F、8254F、8256F、8258F、8257F、8259F、8253Fの8本で、6両編成全体の半数でした。
4両編成は1本目からフルカラーだったため、3色の編成は存在しません。

廃車の進行により、現在も残る3色のLEDを搭載した編成は、8253Fと8258Fの2本を残すのみです。
8000形自体は16本が残っていますが、圧倒的に少数派の編成ということになります。

3色LED車がしばらくは残る可能性

僅かに2本だけとなった3色LED車ですが、西武への譲渡が絡んでいることで、廃車時期が想定しにくくなっています。
この2本は譲渡対象から外れている可能性が高いとみられますが、それが逆に残るという展開を起こすかもしれないためです。

前回の検査時期は、8253Fが2025年1月、8258Fが2024年5月末で、前者は全般検査、後者は重要部検査を受けています。
最低でも2年半ほどは走るわけですが、既にどちらも徐々に怪しい時期が近付いているようです。

これが2026年度内の廃車に直結するのかといえば、必ずしもそうではありません。
6両編成単独での運用に入れることで、走行距離を抑えるようにしている思惑も感じられ、もう少し使うつもりとも考えられるためです。

西武への譲渡を進めるため、廃車は他編成を優先しなければいけない可能性があります。
そうなった場合、譲渡対象外の編成を上手く活用する必要があり、どうなっていきますでしょうか。

おわりに

2本だけとなりながらも、廃車が近いとは断言できない8000形の3色LED車。
さすがに厳しい気はしていますが、もう1回検査を受けるといった奇跡があるのか、今後の展開が気になるところです。