運行された期間が3年以下と極端に短く、快速急行化により発展的な解消を遂げた小田急の湘南急行。
多摩急行と対になるような列車でしたが、その後の明暗は分かれたことになります。

20180923_03

江ノ島線の速達化を目的に登場した湘南急行は、どれぐらい運行されていたのでしょうか。
運行本数が最も多くなった2003年のダイヤ改正後を基準に、当時の設定を振り返ってみたいと思います。

上り列車における湘南急行の設定

2002年3月23日のダイヤ改正で登場した湘南急行は、湘南新宿ラインへの対抗策として、江ノ島線内の停車駅を急行よりも減らし、速達性を高めた列車でした。
全区間を10両編成で運行し、相模大野駅での分割併合を行わなかったことから、停車時間の削減も図られています。

現在の快速急行とは異なり、湘南急行の本数は限られていました。
以下は平日の上り列車における湘南急行の一覧で、藤沢駅の発車時刻を記載しています。

・8時15分(1750レ)
・9時18分(1752レ)
・10時1分(1754レ)
・10時52分(1756レ)
・11時24分(1758レ)
・11時53分(1760レ)
・12時25分(1762レ)
・12時53分(1764レ)
・13時25分(1766レ)
・13時53分(1768レ)
・14時25分(1770レ)
・14時53分(1772レ)
・15時25分(1774レ)
・15時53分(1776レ)
・16時25分(1778レ)
・16時53分(1780レ)
・17時23分(1782レ)

上り列車は17本が設定されており、基本的にはラッシュ時を避けた設定でした。
2003年のダイヤ改正では、これでも本数の増加や運転時間帯の拡大が図られていますが、現在の快速急行に比べればかなり少なかったことが分かります。

下り列車における湘南急行の設定

ここからは下り列車について確認をしていきます。
上り列車の場合は、朝の設定本数が少なめでしたが、何か違いはあるのでしょうか。

以下は平日の下り列車における湘南急行の一覧で、新宿駅の発車時刻を記載しています。

・8時7分(1751レ)
・8時46分(1753レ)
・9時35分(1755レ)
・10時20分(1757レ)
・10時50分(1759レ)
・11時20分(1761レ)
・11時50分(1763レ)
・12時20分(1765レ)
・12時50分(1767レ)
・13時20分(1769レ)
・13時50分(1771レ)
・14時20分(1773レ)
・14時50分(1775レ)
・15時20分(1777レ)
・15時50分(1779レ)
・16時20分(1781レ)
・16時50分(1783レ)
・17時17分(1785レ)
・17時47分(1787レ)

結果はこのようになっており、下り列車は19本の設定でした。
午前中の設定が1本多く、最終の列車が遅いため、上り列車よりも2本多くなっています。

湘南急行の設定は、8時から17時台に限られていました。
停車駅の削減が江ノ島線内のみで、ラッシュ時は急行として運行されていたことから、時間帯を限定していたということなのでしょう。

おわりに

運行する時間帯は限られていながらも、江ノ島線の速達化に寄与した湘南急行。
次回は土休日の設定について、確認していきたいと思います。