準特急用として1958年に登場し、元々は2扉のセミクロスシート車だった2320形。
小田急2320形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

2325Fの概要

準特急用として1959年に登場した編成で、元々はデハ2325から2328までの4両編成でした。
用途に合わせてセミクロスシート車となっており、側面には1.3m幅の両開き扉を備えます。

登場時の姿での活躍は長くなく、1963年に格下げ改造が実施され、他のABFM車と同じ3扉のロングシート車となりました。
格下げ時に編成も変更され、中間車だったデハ2326には運転台が取り付けられています。

改造の歴史を経ているため、車体には各所にその痕跡が残っており、デハ2325とデハ2326では顔つきが異なっていました。
後の改造により全体的な雰囲気は整いましたが、特徴的な側面窓配置と合わせて、いかにも改造車という姿でした。

2両化はされたものの、結局はABFM車のみで4両や6両を組むことが多くなり、先頭に出るのはデハ2325のみとなっていきます。
列車無線や電気連結器はデハ2326に取り付けられず、なかなか顔が見られない先頭車でした。

晩年は2327Fとの間に2217Fを挟み、小田急顔のみで構成された6両編成で運用されています。
1983年に廃車となりましたが、富士急行に譲渡されて5700形の5711Fとされました。



写真を提供いただいた小田急指令掛川様は、数々の貴重な映像も撮影されています。
YouTubeにて公開中ですので、よろしければそちらもご覧下さい。

編成表

デハ2325-デハ2326
※左側が新宿方

製造区分

デハ2325:調査中
デハ2326:調査中

製造所

デハ2325:川崎車輛
デハ2326:川崎車輛

竣功日

デハ2325:1959年2月
デハ2326:1959年2月

廃車日

デハ2325:1983年8月31日
デハ2326:1983年8月31日

2325Fの写真

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写真提供:小田急指令掛川様