2026年度に入り、譲渡や廃車の再開を予測させる動きが出てきた小田急の8000形。
まだ見かける機会はそれなりにありますが、今後はそれが減っていくことを実感する年度となりそうです。

20190119_01

西武への譲渡が進む予定の6両編成に対して、4両編成は解体という運命を辿るものと思われます。
廃車は検査のタイミング等を考慮して行われますが、前回の出場時期はどうなっているのでしょうか。

4両編成の検査出場時期

合計8本が残る8000形の4両編成ですが、10月に8053Fの引退が予告される等、5000形の増備による影響が出始めています。
4両編成には単独での運用がなく、8000形か3000形の6両編成と併結する必要があるため、5000形の増備による影響を最も受ける編成といえるでしょう。

間もなく引退を迎える8053Fは、検査期限が近付いていることが予想されます。
廃車は検査期限を踏まえて調整されることが多いため、他の編成も含めて前回の検査から出場した時期を確認してみたいと思います。

以下は各編成が前回の検査を出場した時期で、括弧内に検査の種類を記載しました。

8051F:2024年3月(全般検査)
8053F:2024年1月(全般検査)
8057F:2024年2月(全般検査)
8058F:2024年9月(全般検査)
8063F:2024年5月(重要部検査)
8064F:2025年7月(重要部検査)
8065F:2024年10月(重要部検査)
8066F:2024年5月(重要部検査)

2024年に集中して検査が行われていますが、2025年に8064Fが検査を受けるという興味深い点も見受けられます。
今後次々に検査期限を迎えるものと思われるため、動向が気になるところです。

検査出場時期から考えられる今後の動き

今後の動きを考えるうえで、前回の検査時期順に編成を並べ替えてみたいと思います。
括弧内はリニューアルの竣功日として、並べ替えた結果は以下のとおりです。

8053F:2024年1月(2010年12月1日)
8057F:2024年2月(2008年11月13日)
8051F:2024年3月(2008年3月20日)
8063F:2024年5月(2011年8月16日)
8066F:2024年5月(2012年3月26日)
8058F:2024年9月(2011年4月5日)
8065F:2024年10月(2011年12月6日)
8064F:2025年7月(2009年7月24日)

引退が予告された8053Fは、出場から最も時間が経過している編成であることが分かります。
一方で、その後も続々出場が続いていたため、検査期限を迎える編成は続くようです。

2026年度という観点では、続く廃車がある場合にどの編成が危ないか、そのような点が注目されます。
8051Fと8057Fが怪しいといえますが、8051Fのほうが古く、リニューアルも若干早いという点がどう作用しますでしょうか。

2026年度にどれぐらいの廃車があるのかは未知数ですが、今後は検査を受ける編成もあると推測されます。
走行距離を調整しているような動きもあるため、全廃に向けて検査の時期を分散させていくのかもしれませんね。

おわりに

前回の検査時期が集中しており、各編成で明暗が分かれそうな8000形の4両編成。
5000形の増備が進む中で、果たしてどのような展開となりますでしょうか。