全72両が在籍し、小田急の中では少数の世帯となっている2000形。
2026年度に5000形の8両固定編成が増備されることから、未更新であることも相まって先行きが懸念される形式です。

20260828_02

そんな2000形の2052Fにおいて、2025年から断続的に一部ドアの交換が行われています。
ドア交換は2052Fだけで行われていますが、いったい何を意味しているのでしょうか。

2052Fで行われる新品のドアへの交換

リニューアルを行っていない2000形において、2025年に一部ドアの交換が行われました。
対象となったのは第2編成である2052Fで、川崎重工業で製造された編成です。



2025年に実施された際は、新宿方の2両が対象となり、クハ2052とデハ2002で交換が行われました。
交換は全てのドアではなく、クハ2052の幅が狭い先頭部分のドアはそのままで、デハ2002は新宿方の4枚のみが交換されています。

目的は、傷んだドアの交換や予備品の確保にあると思われますが、やや中途半端な対応は少々不思議なものでした。
引退が遠くはないと想定されることから、最小限にしたといった理由が考えられます。
2052Fが選ばれた理由も不可解ですが、2051Fとは製造メーカーが異なるため、痛みの具合に違いがあるのでしょうか。

ドア交換の謎を考える

2025年にドアの交換が行われた2052Fですが、2026年に追加で同様の対応が行われました。
しかし、デハ2002の続きといった対応ではなく、デハ2102、サハ2152、サハ2252、デハ2402の4両で交換が行われ、対象となったドアも規則性はありません。

2回目のドア交換が不規則な位置関係だったことで、この対応の謎が深まってしまいましたが、一つ気になる点があります。
それは前回と今回の交換枚数が同じとみられることで、10枚ずつという共通点があるようなのです。

枚数が同じだった場合には、二つの可能性があるのかなと考えました。
一つは前回外したドアを修理しての再利用、もう一つは一回あたりの発注が10枚単位になっている、いずれかのように思います。

やや不思議なのは、今回交換されたドアの位置が不規則であることですが、これは傷んだものをそのまま交換したということなのかもしれません。
目立たない部分で、2051Fにも何かの対応が行われている可能性もあり、2000形で進むドアの中途半端な交換は今後に向けて気になる事象といえそうです。

おわりに

引退までそう長くはないと思われる中、2000形で断続的に進められている一部ドアの交換。
2052Fだけで進んでいるのが最も気になる点ですが、真相はどういったものなのでしょうね。