2030年頃からワンマン運転の開始を予定し、車両側も含めた準備が始まりつつある小田急。
対象区間の想定も以前より拡大しており、新宿駅から相模大野駅間となるようです。

3000形の3654Fで準備工事らしき動きが始まったことや、5000形に8両編成が導入されることから、ワンマン運転は各駅停車での開始が想定されます。
8両編成には、2000形のような未更新のまま走る古い車両もありますが、この先どうなるのでしょうか。

改造の対象になるのかが怪しい車両

6両と10両が主流になり、8両の車両は各駅停車専用の位置付けがより一層濃くなりました。
予備車的に使われる4両編成を2本繋いだ1000形を別にすれば、2000形が9本、3000形が8本という陣容で、小田急全体の中では少数派といえます。

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これらの車両に対しては、リニューアルが行われていないという点が共通しますが、今後の明暗については分かれそうな雰囲気が漂っています。
2000形の後期車と3000形は、意外と製造時期が近い車両ですが、現代においては前者の特殊な仕様が扱いにくくなってきました。

ワンマン運転を考えた場合、2000形のツーハンドルは歓迎されない仕様といえます。
ドアの幅が広いことや、機器の面でも3000形とは異なることを踏まえると、ワンマン運転には対応させない可能性が高いといえるでしょう。
全編成を引退させず、多摩線等で余生を送る可能性も否定はできませんが、そこまでして残す理由はないようにも思います。

今後置き換えが進みそうな8両編成

遠くない時期に動きがありそうな2000形に対して、3000形は全編成が安泰なのかといわれると、必ずしもそうではありません。
ワンマン運転に向けた改造が、3654Fから始まったことが気になる部分で、あえて3次車を飛ばして4次車からスタートしているように見えるためです。

3次車と4次車の違いは、車内の案内表示器がLEDのスクロール式か液晶画面かという部分で、ワンマン運転と前者の相性が悪いと判断している可能性もあります。
一方で、数年前に車外のLED表示器をフルカラーのものに交換する等、当面は使いそうな雰囲気もあり、やや不可解な対応にも感じました。
しかし、ワンマン化という計画が加わったことで、何らかの変更が発生した可能性はあり、これからの動きに注目したいと思います。

現時点においては、2000形の9本と、3000形の3本がワンマン化の対象外とされている可能性があります。
3000形の3次車については、何らかの事情により後回しとされている可能性もあるため、液晶画面への変更を合わせて実施する等、今後何らかの改造が行われるのかもしれません。

おわりに

対象となる編成数は少ないものの、ワンマン運転化に合わせて明暗が分かれそうな8両編成。
仮に3000形だけであれば、3年ほどで改造が終わりそうにも思われますが、どのようなペースで進められることになるのでしょうか。