西武への譲渡が決まっており、2026年度は約2年ぶりに廃車が再開されている小田急の8000形。
既に譲渡済の編成が8103Fとされたことから、今後の対象編成は推測が可能な状態となっています。

譲渡が想定される編成には、8263Fと8265Fが含まれますが、これらの2編成は全密閉式のモーターを搭載しています。
他の6両編成とは異なっていますが、譲渡時にモーターの交換は行うのでしょうか。

全密閉式のモーターを搭載する編成

リニューアルが長期に渡った8000形は、各種仕様をアップデートしつつ進められました。
最初の2編成以外は、全てVVVFインバーター制御化されましたが、途中で4000形に準じた仕様に変更され、全密閉式のモーターを搭載するようになります。

8000形で全密閉式のモーターを搭載するのは、4両の全編成と6両の8263F、8264F、8265Fの3編成でした。
4両編成はリニューアルの時期が遅く、結果的に全編成が全密閉式のモーターとなっています。

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6両編成については、リニューアルの時期が遅かった3編成が該当しており、8264Fが全密閉式のモーターを採用した最初の編成でした。
しかし、8264Fは踏切事故で損傷して廃車となったため、現在は8263Fと8265Fが該当編成として活躍を続けています。

モーターを交換して譲渡する可能性

今後譲渡が進むと想定される8000形ですが、6両編成が7本とされています。
既に1本が譲渡済ですが、そこから今後の対象編成が推測可能になっており、8263Fと8265Fも含まれることが想定されます。



そのままの状態で譲渡された場合、8263Fと8265Fだけが全密閉式のモーターを搭載することになりますが、そうなるとは限らないと考えています。
小田急は極力全密閉式のモーターを使いたいようで、3000形の一部編成で換装が発生しました。
廃車発生品等を活用しているものと思われ、西武への譲渡時に振り替えを行う可能性があります。

全密閉式のモーターは渡さないと考えてしまうと、どこかけち臭く感じてしまいますが、機器を統一できるというメリットのほうが、西武としては大きいように思われます。
他の編成と同じモーターは、交換時に外したものが既にあると想定されるため、それらを活用して8263Fと8265Fも統一のうえ、譲渡するのではないでしょうか。
予備品も豊富に確保できそうなことから、両社にとって都合がよいため、そのような対応になると予想しています。

おわりに

多種多様な8000形の中から、譲渡に際しては極力仕様が揃うように、編成が決められている印象です。
統一できるところは揃えたうえで、譲渡へと進みそうな気がしますが、どういう結果となりますでしょうか。