現代の鉄道車両では当たり前の装備品となり、省エネルギー化にも貢献している電気ブレーキ。小田急においては、1954年に登場した2200形が発電制動を常用するようになり、本格的な電気ブレーキの時代が始まりました。進化しつつ現在まで続く電気ブレーキの歴史を、今回は振り ...
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タグ:小田急2200形
小田急は小田原線の82.8kmをどれぐらいの工事期間で完成させたのか
新宿から小田原まで、全長82.5kmの小田原線を本線としている小田急。1927年4月1日に全線を一気に開業したという歴史があり、その後支線の開業や他社への乗り入れを通じて、路線網を拡大してきました。これだけ長い距離の路線を一気に開業したという事実には驚かされますが、 ...
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小田急のモハ10が里帰りしてからロマンスカーミュージアムに展示されるまでの歴史を振り返る
ロマンスカーミュージアムに展示されている車両の中で、ロマンスカーではない唯一の車両、それが小田急の開業に合わせて製造された1形です。最終的には1100形となり、1959年度に営業運転を終了しますが、熊本電気鉄道に譲渡した車両を買い戻すことで、1両が保存されることに ...
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小田原急行鉄道から小田急へ 東急との合併と戦後の分離独立
新宿から小田原までを結ぶ小田原線に、二つの支線を持つ小田急線。1948年に設立された会社ですが、その歴史は1923年に設立された小田原急行鉄道からスタートしています。小田急がどのような歴史を経て現在の会社となったのか、今までの経緯を簡単に振り返ってみたいと思いま ...
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個性的な46両 小田急の2200系列はどのような順序で廃車されたのか
最終的に全ての編成が2両となり、晩年は同一形式として扱われた小田急の2200系列。2200系列とは、2200形、2220形、2300形、2320形の4形式をまとめたものであり、運用上もセットになっていました。晩年は複数の編成を繋いだ6両を基本として使われますが、1982年から廃車が開始 ...
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小田急が保存車両の一部を解体せざるを得なかった必然性とは
海老名駅にロマンスカーミュージアムがオープンし、日常的に小田急の保存車両と触れ合うことができるようになりました。その一方で、保存されていた車両の一部が解体される際には、ちょっとした騒動も発生しました。解体自体は残念ではあったものの、いつかはやらなければい ...
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小田急2200形で計画されていた貫通型への改造とは
小田急初の高性能車として、1954年に登場した2200形。前面2枚窓の特徴的なデザインは、似た車両が多い小田急の中では珍しい存在でした。今回ご紹介するのは、そんな2200形で計画されていた貫通型への改造です。前面2枚窓の特徴的なデザインで登場した2200形小田急の車両とい ...
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小田急で1形式あたりの合計両数はどのように増えてきたのか
現在は6形式の通勤型車両が在籍し、8000形や1000形の一部について、5000形への置き換えが進められている小田急。5000形はどのぐらいまで増えるのか、小田急ファンが気になる状況が続いています。近年は1形式の合計両数が多くなる傾向の小田急ですが、以前はどのぐらいだった ...
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小田急2200系列で列車無線アンテナが設置されていた車両
1954年から1959年にかけて増備された小田急の2200系列。2200形、2220形、2300形、2320形の4形式を総称したもので、晩年は全て2両編成となっており、複数の編成を組み合わせて4両や6両で使われました。46両全車が先頭車でしたが、車両によって細かい違いがあり、趣味的には面 ...
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小田急ではどのようなカルダン駆動方式が採用されてきたのか
小田急としては初めての高性能車として、1954年に2200形が登場しました。2200形の登場以降、一部の例外を除いて小田急ではカルダン駆動方式が採用されており、1988年に4000形の吊り掛け駆動車が営業運転から外れたことによって、全車が高性能車となりました。今回は、カルダ ...
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